選考が進むにつれ、どのように就職先を選択すべきなのか悩んでいませんか?「新卒入社」は一度限りです。慎重に就職先を選びたくなるのは当然であるものの、就職活動は永遠に続くものではありません。自分に合った企業を選ぶ必要があります。

本記事では就活生向けに就職先を決めるポイントや、就活の軸についてまとめました。これから就活を控えている方や内定を数社からもらっている方は、ぜひ参考にしてください。

就活中に検討すべき3ステップ

就職先を決めるポイントの前に、あなた自身の就活の軸を定めましょう。企業の採用ホームページなどを見て、「この企業いいかも」「あの企業も面白そう」と悩んでしまうことは多いでしょう。しかし就活の軸がブレている場合、応募企業が絞れないだけでなく、「なにがしたいのかわからない」という状況になりかねません。

ではどのようにして「就活の軸」を定めればいいのでしょうか?ここでは3つの方法を紹介します。

[1]人生で大切にしているものを再確認

就活を行う際の軸で、もっとも重要な要素は自己分析です。多くの就活本や就活サイトで自己分析が大切、といわれているため、すでに分析済みかもしれません。しかし、自己分析が不十分であると就職先をなかなか選べず迷ってしまいます。

そこで今一度、「何に興味があるのか」「今までどのようなことを頑張ってきたか」「楽しいと思えることは何か」を考えてみましょう。そのうえで、必ず「なぜ?」と問いかけ自分自身の深掘りをしてください。

今までの人生で何を大事にしてきたのか、どのような価値観を持っているのかがわかるはずです。

[2]5年後の自分、想像できる?

面接でもよく質問される「キャリアプラン」とは、働く上での目標・プランを指します。企業とあなたの相性が良いか、方向性が一致しているか、適性があるかを見定めるために必要なものです。1年後、3年後、5年後にどのような自分で在りたいのかを考えてみましょう。

5年後の目標から逆算してみると考えやすく、キャリアプランがより細分化されるのでおすすめです。

[3]業界・企業研究は視野を広く!

自己分析とキャリアプランで何に興味があるのか、どのようなキャリアを目指しているのかを把握した後、業界・企業研究に進みましょう。また、この段階では興味がある業界・企業も調べてみてください。視野を広く持つことで、思いがけない業界・企業と出会えるチャンスです。

仮に希望の職種が決まっている場合は、業界を絞らずに探してみましょう。業界を絞ると、選択肢が狭くなるといったデメリットが発生します。

エントリー候補の企業が決まったら、事業内容、近年の業績、キャリア・教育制度、福利厚生などについてまとめてみることをおすすめします。その中で企業の方向性・求める人物像とあなたの就活の軸がマッチするかを見定めて、エントリーしてみましょう。最近では、エントリー企業数は20〜40社が妥当だといわれています。

「就職先、決められない・・・」そんなときの3つのコツ

ここでは、実際に就職先を決めるポイントをお伝えします。すでに選考中の方、複数内定をもらっていて悩んでいる方は参考にしてみてください。