男性

子どもがいる既婚者・・・80.4%

子どもがいない既婚者・・82.3%

未婚者・・・・・・・・・52.4%

離別者・死別者・・・・・54.5%

女性

子どもがいる既婚者・・・84.6%

子どもがいない既婚者・・84.2%

未婚者・・・・・・・・・65.8%

離別者・死別者・・・・・70%

男女ともに既婚者の幸福度が80%を超えています。結婚を望む人も望まない人もいると思いますが、望んでいる人が結婚できた場合、幸福度は高くなる傾向にあるのかもしれません。結婚生活には様々な出来事があると思いますが、それでも幸福を感じる瞬間が多いのでしょう。

もっとも幸福度が低かったのは未婚の男性です。といっても半分以上は幸福だと回答しているので、独身ライフを楽しんでいる人も多いといえます。

また既婚者の幸福度は、子どものあるなしはあまり影響しないようです。子どもがいてもいなくても、どちらも幸福度は高いです。ですが男性の場合は、子どもがいると若干ではありますが幸福度が下がっていますね。子どもに対する責任など、ストレスになってしまうこともあるのかもしれません。

どんなライフスタイルでも外せないもの

また同調査において、「幸福度に大きな影響があるもの」についても調査しています。

共通して多いのが「健康」と「収入」です。また既婚者においては「家族との人間関係」がもっとも多くなっています。そしてすべての男性においては「仕事」とした人が、女性に比べて多くなっています。

まずはやはり「健康」。どのようなライフスタイルでも、健康か否かが幸福度に大きく影響を与えているようです。また収入においては、未婚者や離別者・死別者が既婚者よりも多くなっています。独り身だからこそ、「備えよう」という意識が強いのかもしれません。

自由と自己責任

自分の人生は自分で自由に決めることができる・・・結婚するかしないかは、本人の自由意志により決定できます。価値観の多様化により、それが尊重されるようになってきました。「結婚・出産こそ女性の幸せ」という考え方も薄れてきています。それを反映するように『VERY』特集でも、出産や育児、結婚生活のつらさについても取り上げられています。

その一方で、「すべて本人の責任」という自己責任論も同時に語られてきました。自由になったけれども、見放されているような感覚・・・。感じている人もいるかもしれません。既婚かそうでないか、子持ちかそうでないか、に関わらず助け合える世の中にしたいですね。

LIMO編集部