おひとりさまは、毎月の生活費や高額な出費が必要になったときなど、自分のお金だけですべて対応しなければならないことが多いため、万が一に備えて貯蓄をしておくことが大切です。

おひとりさまはどのくらいの貯蓄を有しているのか、気になる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、20歳代から70歳代のおひとりさま世帯の貯蓄額の平均値・中央値を解説するとともに、「お金が集まってくる人に共通する傾向にある3つの特徴について紹介します。

1. 【一覧表】20歳代から70歳代までの貯蓄額ごとの割合《おひとりさま世帯》

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」をもとに、おひとりさま世帯の貯蓄額について、金額ごとの貯蓄割合を20歳代から70歳代まで一覧にまとめました。

※なお、これから確認する金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。

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20歳代から70歳代までの貯蓄ごとの割合

出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査2025年」 をもとに筆者作成※無回答を除いて作成

20歳代から70歳代までの各年代において、最も多い割合を占めているのは「金融資産非保有」世帯です。

20歳代から60歳代までは約3割が金融資産を保有しておらず、70歳代では20%とやや減少していますが、それでも最も多い割合となっています。

一方で、「2000〜3000万円未満」「3000万円以上」の世帯は年齢とともに増加傾向にあり、着実に金融資産を蓄えている世帯も存在していることがわかります。

年齢が高くなるとともに、金融資産のないまたは少ない世帯と高額な資産を有する世帯の差が拡大している傾向があります。

では、各年代の平均貯蓄額はどのくらいなのでしょうか。次章で確認していきましょう。