4. 本当の最後の砦はまだ残っている?ニッチ市場として残る可能性
今回のニュースを受け、SNSでは最後の砦と思われていたバッファローの事業撤退に驚きと嘆きの声が広がっています。
まだBDに保存する、あるいは購入するという層からは
- 「円盤を買っても見る手段がなくなる」
- 「ディスクは手元に残ると信じていたのに……」
- 「これからの推し活はどうなるのか」
などのコメントが見受けられました。
一方ですでにBDを使わなくなった層からは
- 「正直、ここ5年くらい一回もディスクを入れてない」
- 「配信で十分、スマホで見られないメディアは不要」
- 「むしろ2026年まで頑張ったのが奇跡」
などドライな反応も少なく、ヘビーユーザーとの温度差を感じさせます。
ただ、BDドライブの最大手であるバッファローの事業撤退は、イコール市場終焉とはならない可能性もあります。
競合であるアイ・オー・データ機器は、26年2月にテレビ録画用HDD内の番組を、PCを介してブルーレイにダビングできる専用外付けドライブ「BDレコ」を発売。エレコム傘下のロジテックもラインナップは縮小しつつも、Mac専用モデルや超薄型モデルなど特定層に絞った商品の展開は継続しています。
両社はBD保存難民の「本当の最後の砦」としてニッチ市場で生き残ることができるのか。それとも、現実的な判断からバッファローに続く道を選択するのか。終焉に向かって加速しているBD市場ですが、最終的な着地点はまだ確定していません。
参考資料
- 株式会社バッファローリリース「ブルーレイドライブ販売終了のご案内」
- 株式会社アイ・オー・データ機器リリース「HDDに録りためたテレビ番組をダビング! パソコン用ブルーレイレコーダー『BDレコ』を発表」
- JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)「民生用電子機器国内出荷統計」
- 株式会社BCN「BCN AWARD 2026(記録型光学ドライブ部門、記録媒体部門)」
大蔵 大輔
