3.3 NISAのメリットをおさらい
NISAが老後に向けた資産形成で大きな強みを持つ理由の一つに、運用によって得た利益が非課税になる点が挙げられます。
先ほどの試算では、運用益として139万円が生じていました。
これをNISAではなく、通常の課税口座で運用していた場合、この139万円に対して所得税・復興特別所得税・住民税を合わせた約20%が課税されることになります。
本来であれば30万円近くを税金として差し引かれる計算ですが、NISA口座を利用していれば、こうした税負担は発生しません。
つまり、運用によって増えた139万円を、そのまま手元に残せる可能性があるのです。
この「利益が非課税になる」という仕組みこそが、NISAが個人の資産形成において頼もしい制度とされる大きな理由だと言えるでしょう。