2. 「オルカン」という投資信託を通じて「どんな株」に投資しているの?

投資信託とは、投資家から集めたお金を、運用のプロが株式や債券、不動産、金などに投資・運用して、その成果を投資額に応じて分配するという仕組みの金融商品です。

オルカンの投資目的は「日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざす」です。

このように投資信託といっても銘柄により「投資目的」が異なり、何にどれくらい投資しているか、投資先も異なります。

では、「オルカン」は何にどれくらい投資しているのかを見ていきましょう。※2026年1月末時点のレポート参照

2.1 組入上位10ヵ国・地域

1 :アメリカ 61.9%
2 :日本 5.0%
3 :イギリス 3.3%
4 :カナダ 3.0%
5 :台湾 2.4%
6 :フランス 2.2%
7 :スイス 2.1%
8 :ドイツ 2.0%
9 :ケイマン諸島 1.8%
10: 韓国 1.8%

2.2 組入上位10銘柄

銘柄 (国・地域 業種) 比率
1: NVIDIA CORP (アメリカ 情報技術) 4.8%
2 :APPLE INC (アメリカ 情報技術) 3.9%
3 :MICROSOFT CORP (アメリカ 情報技術) 3.1%
4 :AMAZON.COM INC (アメリカ 一般消費財・サービス) 2.4%
5 :ALPHABET INC-CL A (アメリカ コミュニケーション・サービス) 2.0%
6 :ALPHABET INC-CL C (アメリカ コミュニケーション・サービス) 1.7%
7 :META PLATFORMS INC-CLASS A (アメリカ コミュニケーション・サービス) 1.6%
8 :BROADCOM INC (アメリカ 情報技術) 1.5%
9 :TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC (台湾 情報技術) 1.4%
10 :TESLA INC (アメリカ 一般消費財・サービス) 1.2%

オールカントリーだから、世界のいろんな国々の株式に投資しているという印象を持つかもしれません。

たしかに、日本やイギリス、カナダ、台湾など複数国の株式に投資していますが、比率をみると約62%がアメリカです。

もし別のファンドで米国株に投資している場合は、オルカンを追加することで投資割合が米国株偏重になってしまいます。

「投資対象国を分散=リスク分散」したい場合は、オルカン以外のファンドを検討する必要がでてきます。

ただし、現在は米国が約6割を占めていますが、市場の変化に合わせて比率を調整する「リバランス」が自動で行われるため、この割合は固定ではありません。将来、他の国が成長すれば、その勢いに合わせて中身も自然に塗り替えられていきます。