アイロボットジャパン合同会社は、2026年2月19日、ロボット掃除機「ルンバ」から世界最小クラスの「Roomba Mini(ルンバ ミニ)」を発表しました。SNSでは日本発となる新モデルに期待の声が挙がっています。

1. 経営破綻から2ヵ月。ルンバ再起の第1歩

ロボット掃除機の代名詞ともいえるルンバですが、2025年12月に米iRobot社が経営破綻し、世界中に大きな衝撃が走りました。

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T-sukeeee/photo-ac.com

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連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し、現在は中国の製造大手PICEA(パイシア)社の傘下で再建を目指している最中です。

日本でのルンバのシェアは高く、多くのユーザーからは「うちのルンバはどうなるの?」と今後のサポート体制などを心配することが相次ぎました。

それから2ヵ月、iRobotの日本法人から発表されたのは、「小さなルンバ」といううれしいサプライズでした。

2. 日本発で生まれた世界最小クラスのルンバ

Roomba Miniの最大の特徴は、従来サイズの約2分の1というコンパクトなボディです。

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出所:アイロボットジャパン合同会社

出所:アイロボットジャパン合同会社

同社によると、「メインブラシを搭載する水拭き機能つきロボット掃除機で2026年2月9日時点で日本国内販売中の製品において、本体直径が最小」とのこと。

具体的には、幅24.5×奥行24.5×高さ9.2cmというサイズで、家具の隙間にも入り込んで隅々までお掃除をしてくれます。

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出所:アイロボットジャパン合同会社

出所:アイロボットジャパン合同会社

小さいけれどパワフルな清掃能力も兼ね備えており、パワーリフト吸引と特別設計のシングルアクションブラシで、ごみやホコリをしっかり取り除きます。

水拭きモードは専用シートだけでなく市販の使い捨てシートにも対応。使い勝手だけでなくメンテナンスコストを抑えやすい設計になっているのも見逃せません。

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出所:アイロボットジャパン合同会社

出所:アイロボットジャパン合同会社

実はRoomba Miniは、日本法人の発案で誕生した商品とのこと。コンパクトな住居が多い日本の住環境のニーズに対応するために開発されたそうです。

3. 日本らしい春色の2カラーが可愛すぎる!

Roomba Miniは、以下の2モデルをラインナップします。

3.1 Roomba Mini 掃除機&床拭きロボット + AutoEmpty 充電ステーション

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出所:アイロボットジャパン合同会社

出所:アイロボットジャパン合同会社

  • 公式オンラインストア税込価格:4万9800円
  • ロボットスマートプラン+:月額レンタル 2380円(黒のみ)
  • カラー:白(SHIRO)/黒(KURO)/桜(SAKURA)/若葉(WAKABA)
  • 発売日:白(SHIRO)/黒(KURO)は2月27日、桜(SAKURA)/若葉(WAKABA)は3月13日
  • 同梱品:ロボット本体/バッテリー(内蔵)/AutoEmpty 充電ステーション(紙パック装着済み、お手入れツール含む)/電源コード/パッドプレート/床拭きシート(30枚)

3.2 Roomba Mini Slim 掃除機&床拭きロボット + SlimCharge 充電スタンド

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出所:アイロボットジャパン合同会社

出所:アイロボットジャパン合同会社

  • 公式オンラインストア税込価格:3万9800円
  • ロボットスマートプラン+:月額レンタル 1880円(黒のみ)
  • カラー:白(SHIRO)/黒(KURO)
  • 発売日:4月6日
  • 同梱品:ロボット本体/バッテリー(内蔵)/SlimCharge 充電スタンド(お手入れツール含む)/電源アダプター/パッドプレート/床拭きシート(30枚)

充電ステーション付属でも5万円を切る価格からは、日本市場を意識した戦略が垣間見えます。ロボット掃除機を縦置きできる充電スタンドも、ワンルームにお住まいの方などにとってうれしい工夫といえます。

そして、ひと際目立つのが日本の春らしさを感じる、桜(SAKURA)と若葉(WAKABA)の2色です。他社製品にはない淡いカラーは差別化ポイントとして注目を集めそうです。

4. 「小さくて可愛い!」「これなら部屋に置きたい」

今回の発表を受け、SNSでは新モデルに対する期待と経営に対する不安や応援の声が挙がっています。

期待の声はやはり「小ささ」と「カラー」に対するものが多いようです。

  • 「小さくて可愛い!」
  • 「パステルカラーで可愛いすぎる!これなら部屋に置きたい」

などのコメントが見受けられました。

価格に対しても

  • 「3万円台でルンバが買えるのうれしい」
  • 「中国企業傘下に入って、製造コスト下がった?」

などポジティブな反応が示されていました。

経営再建中であることには

  • 「経営再建中だけど頑張ってほしい」
  • 「サポート体制は大丈夫なの?」
  • 「データセキュリティが心配」

と応援と不安の声が入り混じっています。

アイロボットジャパンは「サポートは継続し、より強化したい」とコメントを出しており、また新たに米国内にデータ保護のための会社を設立するなど、ユーザーの懸念払拭に向け、対策を講じているようです。

グローバルでは中国勢に大きく差をつけられているルンバですが、日本では「ロボット掃除機=ルンバ」というブランド信仰がいまだ強く、同社としては日本市場だけはなんとしても落とせないという思惑があります。

今後の動向は冷静に見守る必要がありますが、今回のRoomba Miniのような日本市場を意識した商品はこれからも期待できるかもしれません。

参考資料

大蔵 大輔