5. 受け取り漏れを防ぐ|シニア向け給付のチェック
60歳・65歳以上のシニア世代には、年金以外にも受け取れる可能性のある公的給付制度があります。
代表的なものとして、年金に上乗せされる「加給年金」「年金生活者支援給付金」、雇用保険の「再就職手当」「高年齢雇用継続給付」「高年齢求職者給付金」などが挙げられます。
これらの制度の多くは、条件を満たしていても申請をしなければ支給されないケースがある点に注意が必要です。
働き方や家族構成によって対象となる制度が変わるため、自分の状況に合った制度を確認することが重要です。
また、近年は働くシニアが増えていることから、短時間労働者の社会保険加入要件の見直しなど制度改正も進んでいます。こうした変更点も理解しておくと安心です。
3月は年度替わりを前に、生活や働き方を見直す人も多い時期です。この機会に年金制度や公的給付を整理し、利用できる制度がないか早めに確認しておくことをおすすめします。
参考資料
- 日本年金機構「初めて老齢年金を請求するとき」年金請求書(国民年金・厚生年金保険 老齢給付)様式第101号
- 日本年金機構「か行 加給年金額」
- 日本年金機構「加給年金額と振替加算」
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省「Q&A~高年齢雇用継続給付~」
- 厚生労働省「令和7年4月1日から高年齢雇用継続給付の支給率を変更します」
- 日本年金機構「年金と雇用保険の高年齢雇用継続給付との調整」
- 厚生労働省「再就職手当のご案内」
- 厚生労働省「離職されたみなさまへ<高年齢求職者給付金のご案内>」
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 政府広報オンライン「パート・アルバイトの皆さんへ 社会保険の加入対象により手厚い保障が受けられます。」
渡邉 珠紀