最後に、「母親なら当たり前」という母親像に対する向き合い方についてお伝えしましょう。現在では「母親なら家事も育児もしないと」「女性も働くべき」といった異なる考え方が存在しています。それにより、どちらの考えをとるべきか悩んでしまう女性もいるでしょう。

しかし、そもそも他人が価値観を強制したり、否定したりする権利は存在していないのです。なぜなら、自分にとってのベストな方法は、誰よりも本人が一番理解しているはずですから。周りの意見に捉われて「本当はこうであるべきなのに」と罪悪感を背負う必要はありません。

最近では、お掃除ロボットや食洗器などの家電も登場しています。家事の負担を減らすため、便利な家電を利用するのもいいでしょう。機械を開発した人たちだって、「この商品で人々の生活に役立てたら」と願って作ったはず。その想いに従って、家事の時間を減らしてみてはいかがでしょうか。

「家事も育児もひとりでしなければ」「機械の手を借りるなんて」と思い込む必要はありません。自分の望んでいる家族像をイメージして、それに向かってゆっくり進んでいけば大丈夫ですよ。

まとめ

「母親として」という考えに捉われていると、自分の理想があってもつい諦めてしまいがち。無理に我慢を続けていると、子どもは「ママがずっとイライラしている」と感じとってしまうかもしれません。笑顔であふれる家庭を築くためにも、「周囲の価値観に合わせないと…」と思い込まないようにしておきましょう。

LIMO編集部