2. 「子ども・子育て支援金」は何に使われる?

国民から集められた支援金は、どのような目的で使われるのでしょうか。

支援金の用途は「子ども・子育て支援法」によって厳格に定められています。

具体的には、法律で定められた次の6つの項目以外には使えない仕組みです。

  • 児童手当の拡充(令和6年10月から支給開始)
  • 妊婦10万円給付(令和7年4月から支給開始)
  • 育休手取り10割(令和7年4月から支給開始)
  • 時短勤務給付(令和7年4月から支給開始)
  • こども誰でも通園制度(令和8年4月から給付化)
  • 国民年金保険料育児休業期間中の保険料免除(令和8年10月から制度開始)

こども家庭庁は、国の特別会計である「子ども・子育て支援特別会計」で収入と支出を一元的に管理し、用途の透明性を確保するとしています。あわせて、各施策の効果を検証していく方針も示しています。

もし用途を変更する必要がある場合は、国会での法改正が不可欠となるため、目的外に資金が流用される心配はないとされています。

3. まとめ

2026年度から「子ども・子育て支援金」の徴収がスタートします。

集まった支援金が活用されるのは、子育て世帯を支える制度のうち、法律で定められた「6つの項目」のみ。

少子化の加速を少しでも緩やかにし、将来の日本を支える労働力を確保することは、結果として医療や年金制度など、私たちの暮らしの基盤を守ることに繋がります。

参考資料

和田 直子