4. 業績予想に欠かせない「会社予想」と「コンセンサス」

動画の後半では、株式投資初心者に向けて「業績予想の見方」についてもレクチャーがありました。

モスフードサービスは通期の経常利益目標を「54.5億円」としていますが、上期だけですでに「42.8億円」を稼ぎ出しています。進捗率は約78%に達しており、泉田氏は「目標達成はかなり軽い(余裕がある)ように見える」と指摘。

モスバーガーの決算を解説する泉田氏4/5

モスバーガーの決算を解説する泉田氏

出所:各種資料を参考にイズミダイズム作成

ここで泉田氏が紹介したのが、「IFIS(アイフィス)コンセンサス」などのアナリスト予想を確認する重要性です。

  • 会社が出す予想は「保守的」な場合がある。
  • プロのアナリストたちは、会社予想よりも高い数字(実力値)を予測していることが多い。
  • 株価はすでに「高い方(アナリスト予想)」を織り込んでいる可能性がある。

そのため、単に「会社予想を達成したから株価が上がる」とは限らない、という投資の注意点を解説していました。

なぜ今、モスバーガーが絶好調なのか?理由を動画で見る

5. 今後の成長のカギは「筋肉質な経営」の先にある

モスバーガーの業績は絶好調ですが、実は店舗数は国内・海外ともに微減となっています 。

  • 国内: 不採算店の整理を進め、筋肉質な体質へ(1314店舗)
  • 海外: 台湾(298店舗)を中心に展開するも、全体では最適化のフェーズ(414店舗)

泉田氏は現在のモスバーガーを「イケイケドンドンで店を増やす段階ではなく、既存店を磨き上げ、利益体質を強化しているフェーズ」と分析。

今後、DXを活用した「省人化・低投資モデル」に確信が持てるようになれば、再び店舗拡大による成長フェーズに入り、株価にも新たなストーリーが生まれるのではないか、と締めくくりました。