暦の上ではもう春。 先日は雪に見舞われた地域もありましたが、関東南部のわが家の庭では、キリッと澄んだ空気の中で、植物たちが春の支度を急いでいます。
この地域特有の「冷たいけれど明るい日差し」を浴びて、健気に咲く花たち。
今回は、寒暖差のあるこの時期におすすめしたい、「冬の寒さに耐え、春に満開を迎える」わが家の庭で美しく元気に育つ植物たちを、参考価格とともにご紹介します。
成長が早く花いっぱいに楽しめる「一年草」から、毎年季節の訪れを教えてくれる「多年草・低木」まで、春待ちガーデンを立体的に彩る4選です。
1. 庭の春じたく。関東南部のうちの庭で「育ててよかった」一年草・多年草・低木4選
それでは、冷たい風の中でもわが家の庭を彩ってくれている、頼もしい植物たちをご紹介しましょう。
今回は、手軽に華やぐ「一年草」から、じっくり育てる「多年草・低木」まで、それぞれの特性を活かして冬の庭に立体感を生む「春待ち4選」をピックアップしました。
1.1 【一年草】花かんざし(ハナカンザシ)
触れると「カサカサ」と乾いた音がする不思議な質感。まるで精巧な紙細工のようなこの花は、オーストラリア原産の植物です。本来は多年草ですが、日本の高温多湿が苦手なため、一般的には一年草として扱われます。
深い赤紫の蕾がふくらみ、純白の花がパッと開く姿は、冬の庭を明るく照らす小さなランプのよう。成長が早いので、お迎えしてから春までの限られたシーズンの間に、次々と花を咲かせてくれますよ。
雨や湿気が大の苦手です。雨の日は軒下へ移動させましょう。水やりの際は「花に直接かけない」よう、じょうろの口を株元に持っていくのが、きれいな花を長く楽しむコツです。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。