3. 【子ども・子育て支援金】「実質負担ゼロ」と「免除」の仕組み

こども・子育て政策の強化(加速化プラン)の財源の基本骨格(イメージ)6/6

こども・子育て政策の強化(加速化プラン)の財源の基本骨格(イメージ)

出所:こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」

政府は「実質的な追加負担は生じない」と説明しています。

これは、医療や介護の無駄を省く改革(歳出改革)を行い、本来なら増えるはずだった保険料の伸びを抑え、その「浮いた分」で支援金を賄うという理屈です。しかし、私たちの給与明細上では、しっかりと支援金の金額が天引きされます。「他の保険料が安くなった(上がらなかった)」ことは目に見えにくいため、感覚としては負担増と感じられるかもしれません。

なお、子育て世帯への配慮として、会社員の方が産休・育休を取得している間は、現行の社会保険料と同様に支援金の支払いも免除されます。

今回紹介の「子ども・子育て支援金」は4月から制度は動きますが、会社員の方は「5月の給与明細」で実際の金額を確認してみましょう。数百円程度の負担増ですが、社会全体で子育てを支えるための重要な一歩となります。

参考資料

村岸 理美