2. 「何にお金が使われているのか」歳出と歳入の内訳

2025年度の一般会計歳出(総額約115兆2000億円)の内訳をみると、特定の3項目が全体の約4分の3を占めていることがわかります。

2.1 歳出(支出)の内訳

  • 社会保障関係費(33.2%): 医療、年金、介護など。少子高齢化に伴い、今後も増加が見込まれます。
  • 国債費(24.5%): 過去の借金の返済や利払いに充てられる費用です。
  • 地方交付税交付金等(16.4%): 自治体の行政サービスを支える資金です。

2.2 歳入(収入)の内訳

前述の歳出(支出)を賄う「歳入(収入)」の内訳を見てみましょう。

【2025年度予算の内訳:一般会計歳入総額115兆2000億円】

  • 所得税:19.7%(22兆7000億円)
  • 法人税:16.7%(19兆2000億円)
  • 消費税:21.6%(24兆9000億円)
  • その他税収:9.5%(11兆円)
  • その他収入:7.6%(8兆7000億円)
  • 公債金(借金):24.9%(28兆6000億円)

所得税や消費税などの「税収」でカバーできているのは全体の約75%です。

残りの約25%(28兆6000億円)は、将来世代の負担となる「公債金(借金)」に頼っているのが現状です。