「丸亀製麵」運営のトリドールHD、2019年4月の既存店売上高は5カ月連続のマイナス成長

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はセルフ式うどん店「丸亀製麺」他を運営するトリドールHD(3397)の、2019年4月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年5月9日に更新されたトリドールHDの2019年4月既存店売上高は、対前年同月比96.6%とマイナス成長での2020年3月期スタートになりました。内訳は客数98.8%、客単価97.8%です。

続きを読む

一方で全店売上高は102.8%であり、プラス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、これまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高は、昨年12月からマイナス成長が継続。4月もマイナス成長で、これで5カ月連続となりました。また昨年度は客数が一度もプラスに転じることなく推移する中、客単価は概ねプラスを維持しました(マイナス月は3カ月のみ)。しかし4月は客数、客単価ともにマイナスとなっています。

一方、全店売上高は前期マイナス月となったのは9月のみ。今期もプラス成長でスタートしており、堅調に推移しています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2017年12月末の4,200円台を天井に下落がスタート。昨年12月25日に1,642円で安値を更新後に反転後、5月までゆるやかな上昇が継続しており、2,400円付近での取引が継続中です。

2020年3月期となりましたが、既存店のマイナス成長は継続しており、また客単価もマイナスに転じています。今期はそれぞれのマイナストレンドをプラスに転換できるのかが注目されます。

トリドールホールディングスの過去1年間の株価推移

拡大する

参考資料:月次売上高レポート

LIMO編集部

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。