2. 【みんなの貯蓄】30歳代・40歳代の平均貯蓄と中央値「頭金にいくら入れたらよい?」
資金計画で多くの人が足踏みしてしまう原因、それはニュースでよく目にする「平均貯蓄額」の数字です。J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」を参考にそれぞれの年代の貯蓄額について確認します。(金融資産を保有していない世帯も含む)
※金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
2.1 《単身世帯》30・40代の中央値は「100万円」という衝撃
自身のライフプランに合わせて住宅購入を検討する「単身世帯」30歳代・40歳代の金融資産保有状況をみてみましょう。
- 30代:平均501万円/中央値100万円
- 40代:平均859万円/中央値100万円
平均値だけを見れば30代・40代ともに数百万〜800万円台と、しっかり資産形成ができているように見えます。しかし、中央値を見るとその印象は少し変わります。30代・40代ともに中央値は「100万円」となっており、平均値とは大きな開きがあります。これは単身世帯の場合、お金の使い方やライフスタイルが人によって大きく異なるため、貯蓄額のばらつきが出やすいことが考えられます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)