4. 年収600万円の会社員はどれくらいの備えが必要?
年収600万円の会社員が定年退職した場合、翌年の収入からは月額約9万円が差し引かれます。
- 税金:約4万円
- 社会保険料:約5万円
- 合計:約9万円
年金や再雇用後の給与の金額によっては、手元に残るのが数万円程度になる可能性もあるでしょう。
加えて、2026年度からは子ども・子育て支援金として、社会保険料に月額数百円の負担が上乗せされます。社会保険料は税金以上に負担の大きい費用であるため、退職までに十分な資金を用意しておかなければなりません。
5. まとめ
定年退職の翌年は、年収600万円の場合で月額約9万円、年間約108万円を税金・社会保険料として納めます。退職後の収入で月9万円が確実に差し引かれるのは、老後生活において大きな痛手です。
退職翌年の税金・社会保険料を適切に納めるためにも、100万円ほどは退職金やこれまでの貯蓄から確保しておく必要があるでしょう。
参考資料
- 国税庁「No.1410 給与所得控除」
- 国税庁「No.1199 基礎控除」
- 国税庁「No.2260 所得税の税率」
- 総務省「個人住民税」
- 新宿区「保険料の計算方法について」
- 新宿区「介護保険料の決まり方」
石上 ユウキ