1.1 わたしたちの年金(積立金)もバランス運用されている
実はこのモデル、私たちの年金を運用している「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」でも採用しています。
現在のGPIFの基本ポートフォリオは、国内債券・外国債券・国内株式・外国株式にそれぞれ25%ずつ。それぞれに5~6%の乖離許容幅を設定し、これを超える場合には資産を組み替えて調整します。
※基本ポートフォリオは国内外の経済情勢を見て調整されるためずっと4資産平等とは限りません。
【参考:2025年第2四半期末時点の構成割合】
- 国内債券:26.29%
- 外国債券:24.16%
- 国内株式:24.45%
- 外国株式:25.10%
私たちの年金は、GPIFによる堅実な運用により、2001年度からの長期的な運用利回りは年率約4.5%(2025年度第2四半期時点の推計含む)を維持しています。
自分でリバランス(比率調整)をするのは大変ですが、バランスファンドなら「高い時に売り、安い時に買う」という作業を自動で行ってくれます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】