1.2 年金月額15万円から引かれる国民健康保険料は?

では実際に、年金月額15万円の場合に、年金から控除される国民健康保険料はいくらになるのか計算してみましょう。

保険料を計算するには、まず賦課基準額を求める必要があります。

賦課基準額は、所得から基礎控除といった各種控除を差し引いた金額です。

年金月額15万円以外の収入がないと仮定した場合の所得は70万円です。

  • 計算)所得:15万円×12ヵ月-公的年金等控除110万円=70万円

さらにそこから住民税の基礎控除43万円を差し引いた27万円が賦課基準額です。

  • 計算)基礎控除:70万円-43万円=27万円

国民健康保険料の具体的な計算方法は自治体により異なるため、ここでは練馬区のケースで計算します。

練馬区の保険料の計算方法は以下の通りです。

練馬区の国民健康保険料の計算方法2/4

練馬区の国民健康保険料の計算方法

出所:練馬区公式ホームページ「国民健康保険料の計算方法(令和8年度)」

※65歳以上の介護分は国民健康保険料とは別に支払う

【医療分】

  • 所得割:7.51%
  • 均等割:4万7600円×加入者人数

【後期高齢者支援金分】

  • 所得割:2.80%
  • 均等割:1万7600円×加入者人数

上記計算式に当てはめると「年金月額15万円」の場合、国民健康保険料は年額で9万3037円となり《月額では約7753円》となります。

計算)

  • 医療分:27万円×7.51%+4万7600円6万7877円
  • 後期高齢者支援金分:27万円×2.80%+1万7600円2万5160円
  • 合計:6万7877円+2万5160円9万3037円(年額)→月額約7753円

練馬区では上記のような計算結果になりましたが、自治体により計算方法は異なるため、参考として捉えて下さい。