就職活動をしていると、複数の就職希望者と同時に行う「グループ面接」や、面接中にあえて重い空気を漂わせる「圧迫面接」に遭遇するケースもあります。それぞれの意図や対策も知っておきましょう。

グループ面接

新卒採用では、人事部以外の社員が面接を任されることもあります。それほど採用活動は大変なものであり、現場の負荷を減らす必要があるのです。そこで、グループ面接によって効率的に採用活動を進めたいという意図があります。

また、1対1の面接とは違うシチュエーションのなかで、どのように対応するのかを確かめる目的も。グループ面接を受ける際は、状況に応じた対応力を発揮できるように意識しておきましょう。

圧迫面接

入社してさまざまな部署に配属されると、想像以上にハードな状況や予期せぬ事態に混乱してしまうこともあるでしょう。そんなときに試されるのが「どれだけストレスに耐えられるか」という点です。そこで、圧迫面接で対応力や忍耐力を確かめておこうとしているのです。

残念ながら、このような圧迫面接をうまくやり過ごす確かな方法は存在しません。ただ、「圧迫面接をする会社は、それほどストレスが発生しやすい」と捉えることができます。それなら、いっそのこと「こんな会社ならやめておこう」と考え直すのも1つの選択肢でしょう。

もちろん、面接官によって性格や考え方はさまざま。1人の面接官の印象だけでなく、OB・OG訪問などで出会った方も含めて判断するといいでしょう。

まとめ

面接は、自分の魅力を伝える絶好のアピールポイントの場でもあります。自信を持って挑めば、きっと面接官にいい印象を与えられるでしょう。今回ご紹介したチェックポイントを踏まえ、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるような姿勢で臨んでくださいね。

LIMO編集部