3. 申請漏れを防ぐために今できること

老後の経済的安定には、給付金制度の活用と資産管理の見直しが欠かせません。年金生活者支援給付金や高年齢雇用継続基本給付金など、対象となる制度は必ず申請しましょう。会社任せにせず、自分でも支給状況を確認することが大切です。

ただし、これらの多くは自分から申請しなければ受け取れない制度です。年の差夫婦や年金が少なめの世帯、働き方が変わったシニアこそ、早めに制度を確認し、該当する給付がないかチェックしておくことが安心につながります。

また、高齢期は保険よりも貯金を優先すべき時期です。子どもの独立や住宅ローン完済後は高額な死亡保障の必要性が薄れ、公的医療保険の高額療養費制度があるため民間医療保険の優先度も下がります。

保険料という固定費を見直し、自由に使える貯金を厚くすることで、突然の医療費や介護費用に柔軟に対応できます。

不要な特約や重複保障があれば解約を検討し、浮いた保険料を貯蓄に回して安心な老後生活を実現しましょう。

参考資料

柴田 充輝