3. 本決算はどうなる?12月は苦戦、年末年始は堅調

イオンの本決算は例年4月10日前後に公表されます。公表前に、月次情報から今期(26年2月期)の第4四半期の取り組みを探ってみましょう。

まず、12月は全体的に低調でした。気温が高めに推移したことや曜日回りの影響から苦戦した模様です。既存店売上高は、専門店を除きおおむね11月まで好調でしたが、12月は下降する結果となりました。

一方、1月の滑り出しは堅調です。12月の苦戦は前半が中心で年末からは盛り返しています。ガソリン暫定税率の廃止を機に、遠方からの来店を強化したことなどが奏功したと考えられます。

特にディベロッパーやサービスが大きく伸び、年始も好調を引き継いでいます。また、中国とアセアンは年始から好発進となっています。

イオン

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出所:イオン株式会社「2026年2月期 第3四半期決算」をもとに筆者作成

俯瞰すると第4四半期は12月が低調で、重要な商戦である年末年始はおおむね順調に乗り切ったかたちになります。このまま巻き返すことができるのでしょうか。基本的に株価は本決算の影響が大きい傾向にありますが、当面は月次の取り組みも注目を集めそうです。月次情報は毎月10日前後に公表されます。

参考資料

若山 卓也