4. 「オルカン」と「S&P500」、自分に合った投資先の選択を心がけよう

ここまで、2つのインデックスファンド「オルカン(全世界株式)」と「S&P500(米国株式)」について投資対象の違いや、過去の運用実績について比較して解説しました。

  • 運用実績の差: 直近1年や設定来リターンでは、世界に分散投資する「オルカン」が米国に集中投資する「S&P500」をわずかに上回る結果となりました。
  • 短期的な勢い: 直近6カ月では「S&P500」が力強く、米国市場の根強い成長性が確認できます。
  • 投資の性格: 米国経済の成長を直接的に享受したいなら「S&P500」、地政学リスクを分散し、自動でリバランスを行いたいなら「オルカン」が適しているといえるでしょう。

新NISAの積立投資シミュレーション結果からも分かるように、どちらの銘柄も長期で積み立てることで、資産形成が期待できるファンドとなっています。

「どうしても一方に絞れない」という場合は、無理に一つに決めず、両方を半分ずつ保有するのも有効な戦略です。

最も大切なのは、短期的なリターンに一喜一憂せず、10年、20年と積立を継続できる自分なりの納得感を持つことではないでしょうか。

資産運用には価格変動リスクなどが伴うこと、金融商品ごとに異なる特徴についてよく理解したうえで検討することが大切です。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

株式会社モニクルリサーチ LIMO編集部証券出身者チーム