日本FP協会のまとめによれば、高齢夫婦無職世帯の支出はおよそ26万円になっています。ですから、26万円×12か月=312万円となり、現役が1年伸びるごとに300万円近い老後資金が不要になります。こうしてみてみると、1年でも長く現役で仕事を続けることが豊かな老後をおくるために重要であるといえます。

人生100年時代ともいわれるようになりました。70代で現役を引退してしまっては、老後資金が早期に枯渇してしまう恐れがあります。できるだけ長く現役で頑張る、そして現役世代のうちにいかに貯蓄ができるかを考える必要があるといえるでしょう。

参考資料

  • 知るぽると「平成30年(2018年)家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」
  • 日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」

LIMO編集部