ここで平均値と中央値といった2つの指標が出てきます。調査においては、一部のお金持ちが全体の平均額を引き上げてしまうことがあります。したがって、平均金額だけではなく、中央値を見ておくことも重要でしょう。

70代以上で貯蓄がない世帯が約3割も

また、実際の貯蓄の分布はどうなっているのでしょうか。金融資産のレンジごとにその比率を見ていきましょう。

  • 3000万円以上:18.3%
  • 2000から3000万円未満:9.6%
  • 1500から2000万円未満:5.6%
  • 1000から1500万円未満:8.7%
  • 700から1000万円未満:4.8%
  • 500から700万円未満:6.3%
  • 400から500万円未満:1.9%
  • 300から400万円未満:2.7%
  • 200から300万円未満:2.6%
  • 100から200万円未満:1.7%
  • 100万円未満:2.5%
  • 金融資産非保有:28.6%

※無回答:6.7%