2. 【誰でも受検できる!注目資格 その2】ボイラー整備士

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2.1 ボイラー整備士とは

「ボイラー整備士」は、工場やビル、各種施設で欠かせないボイラー設備の安全と安定稼働を支える、整備・メンテナンスの専門家です。ボイラー内部を分解して行う清掃作業に特化した国家資格であり、高い専門知識と確かな技術が求められます。

試験では、実務に直結する知識が幅広く問われます。具体的には、ボイラーおよび第一種圧力容器の整備作業に関する知識をはじめ、作業に使用する器材や薬品に関する知識、安全確保のために欠かせない関係法令、さらにボイラーおよび第一種圧力容器そのものの構造・特性に関する知識などが試験科目となっています。

2.2 合格率・難易度

2024年に実施された試験の合格率は66.0%と比較的高く、国家資格の中でも取り組みやすい水準といえます。基礎知識をしっかり学び、過去問題を解くなど出題パターンに慣れておくことで、未経験の方でも十分に合格を目指せる資格です。

2.3 生かせる仕事・場面

工場や病院、ホテルにあるボイラーの日常的な点検や整備だけでなく、内部構造をしっかり理解したうえで行う本格的な清掃作業まで担当するため、設備を長く安全に使い続けることや、トラブル・事故の未然防止に大きく役立ちます。

実務に直結した内容が中心なので、現場ですぐに生かしやすく、設備管理や保全業務に携わる方にとっては、知識と技術の裏付けとなる心強い資格です。専門性を高めながら、仕事への自信や信頼にもつながる点が大きな魅力といえるでしょう。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:誰でも受験可能
  • 取得にかかる費用:8800円
  • 合格基準:科目ごと(第一種衛生管理者試験の科目のうち範囲が分かれているものについては範囲ごと)の得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること。ただし、特別ボイラー溶接士試験および普通ボイラー溶接士試験は得点の合計が60%以上であること。
  • 公式サイト:公益財団法人 安全衛生技術試験協会