3. 障害年金生活者支援給付金と遺族年金生活者支援給付金の計算方法
一方、障害年金生活者支援給付金と遺族年金生活者支援給付金は、老齢年金生活者支援給付金ほどに個人差が大きくありません。
3.1 障害年金生活者支援給付金
障害年金生活者支援給付金の給付金額は、障害等級に応じて次の通り決まります。障害等級1級の給付金額は2級の1.25倍です。
- 障害等級1級:6813円
- 障害等級2級:5450円
3.2 遺族年金生活者支援給付金
遺族年金生活者支援給付金の給付金額は、一律5450円です。
前述の給付件数表で3000円未満の給付が少数あったのは、遺族基礎年金の受給者が複数いる場合、1人当たりの給付金額が5450円を受給者数で割った金額となるからです。
遺族基礎年金の受給者が複数になるのは、死亡者に配偶者がいなくて複数の子どもが受給するケースです。
4. まとめ
基礎年金に上乗せで支給される支援給付金の基準額は5450円(2025年度)です。
老齢(保険料納付月数480ヶ月)・障害(障害等級2級)・遺族基礎年金受給者の給付金額は月5450円、障害等級1級の受給者は1.25倍の6813円です。
ただし、老齢基礎年金受給者の保険料免除期間に対する給付金額は高く設定されているため、給付金額が1万円(2月13日の振込額では2万円)を超えるケースもあります。
老後の家計収支を点検するために、年金額や支援給付金額を定期的にチェックしましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「障害年金生活者支援給付金の概要」
- 日本年金機構「遺族年金生活者支援給付金の概要」
西岡 秀泰