5. 高校生のなりたい職業1位「公務員」の給与はいくら?
なりたい職種で気になるのはどのくらいの給与水準なのか、ではないでしょうか。職種別で見た平均給与月額はどうなっているか、調査結果を見ていきましょう。
5.1 全職種
R7(令和7年)
- 平均年齢: 41.8
- 平均給料月額: 339,616
- 諸手当月額: 88,973
- 平均給与月額: 428,589
- 平均給与月額(国比較ベース): 385,279
- (国家公務員)平均年齢: 41.8
- (国家公務員)平均俸給月額: 345,458
- (国家公務員)平均給与月額: 424,979
R6(令和6年)
- 平均年齢: 41.8
- 平均給料月額: 329,702
- 諸手当月額: 86,373
- 平均給与月額: 416,075
- 平均給与月額(国比較ベース): 373,574
- (国家公務員)平均年齢: 42.0
- (国家公務員)平均俸給月額: 336,041
- (国家公務員)平均給与月額: 414,801
5.2 一般行政職
R7(令和7年)
- 平均年齢: 42.0
- 平均給料月額: 326,911
- 諸手当月額: 87,057
- 平均給与月額: 413,968
- 平均給与月額(国比較ベース): 372,336
- (国家公務員)平均年齢: 41.9
- (国家公務員)平均俸給月額: 332,237
- (国家公務員)平均給与月額: 414,480
R6(令和6年)
- 平均年齢: 42.1
- 平均給料月額: 317,951
- 諸手当月額: 84,810
- 平均給与月額: 402,761
- 平均給与月額(国比較ベース): 361,724
- (国家公務員)平均年齢: 42.1
- (国家公務員)平均俸給月額: 323,823
- (国家公務員)平均給与月額: 405,378
5.3 技能労務職
R7(令和7年)
- 平均年齢: 52.0
- 平均給料月額: 312,143
- 諸手当月額: 63,241
- 平均給与月額: 375,384
- 平均給与月額(国比較ベース): 349,822
- (国家公務員)平均年齢: 51.3
- (国家公務員)平均俸給月額: 294,567
- (国家公務員)平均給与月額: 337,907
R6(令和6年)
- 平均年齢: 52.1
- 平均給料月額: 308,195
- 諸手当月額: 62,096
- 平均給与月額: 370,291
- 平均給与月額(国比較ベース): 345,038
- (国家公務員)平均年齢: 51.2
- (国家公務員)平均俸給月額: 288,144
- (国家公務員)平均給与月額: 330,553
5.4 高等学校教育職
R7(令和7年)
- 平均年齢: 44.5
- 平均給料月額: 378,305
- 諸手当月額: 64,363
- 平均給与月額: 442,668
- 平均給与月額(国比較ベース): 419,647
R6(令和6年)
- 平均年齢: 44.7
- 平均給料月額: 370,300
- 諸手当月額: 62,841
- 平均給与月額: 433,141
- 平均給与月額(国比較ベース): 410,130
5.5 小・中学校教育職
R7(令和7年)
- 平均年齢: 41.3
- 平均給料月額: 364,069
- 諸手当月額: 60,342
- 平均給与月額: 424,411
- 平均給与月額(国比較ベース): 408,670
R6(令和6年)
- 平均年齢: 41.5
- 平均給料月額: 353,632
- 諸手当月額: 58,333
- 平均給与月額: 411,965
- 平均給与月額(国比較ベース): 396,057
5.6 警察職
R7(令和7年)
- 平均年齢: 39.4
- 平均給料月額: 345,913
- 諸手当月額: 148,600
- 平均給与月額: 494,513
- 平均給与月額(国比較ベース): 397,690
- (国家公務員)平均年齢: 41.7
- (国家公務員)平均俸給月額: 339,095
- (国家公務員)平均給与月額: 399,794
R6(令和6年)
- 平均年齢: 39.3
- 平均給料月額: 334,004
- 諸手当月額: 141,871
- 平均給与月額: 475,875
- 平均給与月額(国比較ベース): 383,957
- (国家公務員)平均年齢: 41.8
- (国家公務員)平均俸給月額: 328,209
- (国家公務員)平均給与月額: 388,322
注釈
- 平均給料月額には、給料の調整額、教職調整額及び管理監督職勤務上限年齢調整額を含む。
- 諸手当月額、平均給与月額及び平均給与月額(国比較ベース)は、第8表に同じ。
- 「高等学校教育職」には特別支援学校、専修・各種学校の教員を含み、「小・中学校教育職」には幼稚園の教員を含む。
- 国家公務員の数値については、「国家公務員給与等実態調査(人事院)」の結果によるものであり、一般行政職は行政職俸給表(一)、技能労務職は行政職俸給表(二)、警察職は公安職俸給表(一)の数値である。
高校生がなりたい職業の理由として「安定している」ことを挙げていた公務員ですが、その実際の給与実態はどのようになっているのでしょうか。
全地方公共団体の「職種別平均給与月額」の令和7年(R7)データを見ると、全職種の平均は428,589円(平均年齢41.8歳)となっています。国家公務員の全職種平均も424,979円(平均年齢41.8歳)と、地方公務員とほぼ同水準の結果が出ています。
職種別に詳しく見ていくと、一般行政職は地方公務員で413,968円、国家公務員で414,480円となっています。
また、中高生からの支持も厚い教育職については、高等学校教育職が442,668円(平均年齢44.5歳)、小・中学校教育職が424,411円(平均年齢41.3歳)と、いずれも全職種平均に近い、あるいは上回る水準です。
さらに、今回のデータの中で特に給与月額が高いのが警察職です。地方公務員の警察職では、平均年齢が39.4歳と他職種に比べて若い世代が中心でありながら、平均給与月額は494,513円に達しています。
こうした具体的な給与水準が公開されていることも、公務員という職業が将来の生活を見据えた「安定した選択肢」として、高校生たちの目に魅力的に映る大きな要因の一つと言えるでしょう。
6. まとめにかえて
中学生から高校生へと成長するにつれて、なりたい職業が個人の「好き」や「憧れ」から、生活の「安定」や「社会貢献」へとシフトしていくことがわかりました。
将来働くことへの期待感は年齢とともに低下する傾向にありますが、その意識には家族や周囲の大人の働く姿が強く影響しています。
大人が仕事を楽しむ背中を見せることが、中高生が未来にワクワクするための最も大切なエールになるかもしれませんね。
参考資料
LIMO・U23編集部
