4. 「老齢年金生活者支援給付金」の月額はいくら?給付基準額を解説
年金生活者支援給付金の支給額は、物価の変動に合わせて毎年度見直される仕組みです。
2025年度は前年度から2.7%の増額改定となり、6月に支給された4月分から新しい金額が適用されています。
4.1 2025年度の支給額は2.7%増額
- 老齢年金生活者支援給付金(基準額):5450円
- 障害年金生活者支援給付金:障害等級1級は6813円、2級は5450円
- 遺族年金生活者支援給付金:5450円
このうち老齢年金生活者支援給付金については、上記の基準額を基に、個々の保険料納付済期間や免除期間に応じて実際の支給額が計算されます。
4.2 保険料納付状況別の給付額早見表
保険料の納付済期間と全額免除期間に応じた、給付額の目安をご紹介します。
【早見表】老齢年金生活者支援給付金の給付額の目安
- 保険料納付済期間が240カ月、全額免除期間が0カ月の場合:月額2725円
- 保険料納付済期間が240カ月、全額免除期間が60カ月の場合:月額4169円
- 保険料納付済期間が240カ月、全額免除期間が240カ月の場合:月額8501円
- 保険料納付済期間が360カ月、全額免除期間が120カ月の場合:月額6976円
- 保険料納付済期間が280カ月、全額免除期間が200カ月の場合:月額7992円
- 保険料納付済期間が200カ月、全額免除期間が280カ月の場合:月額9008円
※1956年4月2日以降に生まれた方を対象とした計算です。
※計算過程で50銭未満の端数が出た場合は切り捨て、50銭以上1円未満の端数は1円に切り上げて計算します。
ここに示した金額はあくまで目安ですが、納付済期間が同じでも、残りの期間が未納か免除かで給付額に大きな差が生じることがわかります。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
金融・資産運用の専門家|Yahoo!ニュース経済カテゴリランキング1位多数|三菱UFJ銀行全国表彰歴あり
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事し、国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなど幅広い金融商品の販売を担当。全国表彰歴を持つなど、金融のプロフェッショナルとして豊富な経験を積む。
金融業界で培った知識を「より多くの人の暮らしに役立てたい」という思いから、情報発信の道へ。現在は株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に所属し、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などの記事を企画・執筆・監修。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。
複雑なお金の情報を初心者にもわかりやすく伝えることを使命とし、「お金の不安を減らし、前向きな選択を応援する」情報発信を心がけています。(2026年1月13日更新)