収入面は勤務先、家庭ごとにそれぞれですが、一般的な家庭ではどのくらい貯蓄できているものなのでしょう。
収入に対して貯蓄が大きければ、しっかり管理していると言えますし、収入の割に貯蓄が少ない家庭もあります。どのくらい貯めているのか、総務省統計局による「家計調査」のデータを参考にしてみましょう。
「黒字」額とは
貯めていくには、収入から支出を差し引いた家計が黒字であることが条件となります。
- 実収入-非消費支出(税金など)=可処分所得(手取り収入)
- 可処分所得-消費支出=黒字
この黒字の中から貯金をしていくことになります。また、「家計調査」では「消費支出」について、住宅ローンなどの返済金等を含まない消費分の支出として算出しています。
勤労者世帯の家計収支と貯蓄
総務省統計局による「家計調査報告」の2018年のデータを見てみましょう。2人以上の世帯のうち、勤労者世帯の家計収支(月額)は以下の通りです。