4. 障害年金生活者支援給付金、50歳代の受給者が最多「平均月額5727円」
厚生労働省が公表した『令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況』から、障害年金生活者支援給付金をどの年代が多く受け取っているのかを見ていきましょう。
受給件数の年代別内訳
- 30歳未満:26万6276件
- 30歳代:31万6202件
- 40歳代:37万1772件
- 50歳代:46万8876件
- 60歳代:38万4626件
- 70歳代:26万4423件
- 80歳代以上:10万4991件
総受給件数は約217万件に達し、平均給付月額は5727円です。これを年額に換算すると約6万8000円になります。年齢構成を見ると、50歳代が約46万件と最も多く、次いで60歳代、40歳代の順となっています。
このデータから、年金生活者支援給付金が高齢者だけを対象とした制度ではなく、働き盛りの世代が心身の不調に直面した際にも生活を支える重要なセーフティネットとして機能していることがうかがえます。病気や事故は、どの世代にとっても無関係なことではないのです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)