新年度が始まる4月1日。人生100年時代を迎え、シニア世代のライフスタイルは「引退」から「継続」へと変化しています。

そこで重要となるのが、「しごと(就業収入)」と「ねんきん(公的年金)」を組み合わせた多層的な備えです。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」によると、60歳代の二人以上世帯では42.5%が就業収入を資金源の一つとしており、働くことが家計を支える大きな柱となっていることが分かります。

一方、70歳代になるとその割合は18.7%へと低下する一方で、公的年金を資金源に挙げる世帯は87.3%に達し、生活のベースとしての役割が鮮明になります。

単身世帯でも同様の傾向が見られますが、注目すべきは「金融資産の取り崩し」や「私的年金」を併用する世帯がいずれの世代でも3割前後存在することでしょう。

長く働くことで「フロー」を確保しつつ、公的年金という「ベース」を整え、資産運用などの「ストック」を組み合わせる。

しかし、これだけでは不十分。

要件を満たせばもらえる「公的給付」の存在も忘れてはなりません。本記事では、申請しないと受け取れない「雇用保険関連のお金」と「公的年金に上乗せされるお金」を整理。

自分らしい「家計のポートフォリオ」を完成させるヒントをお伝えします。

※LIMOでは個別のご相談には対応しておりません。