2026年を迎え、長引く物価高や社会保障制度の変化により、老後生活に不安を感じる方は少なくありません。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」から、70歳代世帯の「家計の現状」に関する調査結果を見てみましょう。

「年金でさほど不自由なく暮らせる」と答えた世帯は約1割にとどまり、単身世帯では35.5%が「日常生活費程度もまかなうのが難しい」と回答しています。

さらに、ゆとりがない理由のトップは「物価上昇等」(50%超)となっており、年金生活の厳しい現実がうかがえます。

公的年金だけで日々の暮らしを賄えるのか、あるいはどれほどの貯蓄を取り崩す必要があるのでしょうか。

本記事では、最新データをもとに70歳代のリアルな貯蓄額や年金受給額、標準的なシニア夫婦の家計収支を紐解き、将来の安心に向けた老後資金の実態に迫ります。