新年度がスタートすると、PTAや子供会も役員の入れ替えなどがあります。新しく参加すると、何かと戸惑いも多いことでしょう。
早く輪に溶け込もうと焦るあまり、何か話題提供をしようと、うっかり他のママさんの悪口を口にしてしまう人もいるかもしれません。しかし、悪口は後々大きなトラブルになりかねないもの。多くの女性はウワサ話が好きなので、尾ひれがついて1が10になる恐れもあります。
そこで今回は、PTAや子供会の場で他のママさんの悪口を言ってしまう理由や、そのデメリットについて考えます。
他のママの悪口を言いたくなる理由
まず、他のママさんの悪口を言いたくなる人の気持ちについて見ていきます。
理由1. 他の人との優劣が気になる
自分自身にコンプレックスを持っていると、相手の悪い面を強調したくなる気持ちが働きます。理想的な親子を見て、うらやましさと妬みから重箱の隅をつつくような言動をし、優越感に浸りたくなるのです。
容姿や学歴、収入や職業などの面でコンプレックスを抱えているママが、こうしたケースに陥りやすいようです。しかし、このような理由で陰口をたたくと「あの人は負け惜しみで言っている」と思われるだけです。
理由2. 色々な情報を得たい
悪口を言うことで、話し相手からさらなる情報を得ようとする心理が働くこともあります。「そうそう、ここだけの話だけど」と自分が情報通であることを周囲に見せつけ、よりディープなネタを得るために悪口を絡めたウワサ話を使おうとするのです。
ママさんグループの中でボス的な存在になりたかったり、話の輪の中心になりたがるママにこういった傾向があります。
理由3. 悪口を言って仲良くなる
女性はウワサ話が好きです。悪口を言い合うことで仲良くなるというタイプの女性もいます。「ここだけの話だけど」と始まって、延々と悪口大会をして距離感を縮めようとするのです。
学生時代ならまだしも、PTAや子供会の場で他のママさんの悪口を言い合うことは、以下に述べるようにデメリットしかありません。こういった手法で誰かと仲良くなるのは避けた方が無難と言えます。
ママの世界の悪口は面倒なだけ
次に、PTAや子供会などの狭い範囲内で他のママさんの悪口を言うデメリットを挙げていきます。