デメリット1. ママ友が離れていく

他のママの悪口を言うと、次々とママ友が離れていきます。「あの人は心の中ではどう思っているのか分からない」と距離を置かれるのです。

結果、子供のクラスの情報を得ようと思っても、知り合いのママ達から敬遠されて情報が全く入ってこないなど、不利な状況に自分で自分を追い込むことになります。今まで築き上げてきたママ友との交友関係も、たった一度の悪口で壊れてしまうことも少なくないでしょう。

デメリット2. トラブルに巻き込まれる確率が高くなる

最初は軽い気持ちで口にした悪口も、ウワサ話に尾ひれがつき、さらに酷い内容になる可能性もあります。当事者が耳にしたら最悪の場合、法的措置を取られる可能性もあるのです。

近所のママ友同士のトラブルであっても、ネットの発達で情報を得やすいことを背景に、最近は弁護士に依頼するハードルが低くなっています。大げさかもしれませんが「悪口を言うと名誉毀損で訴えられるかも」と頭の隅に入れておくと言動にセーブがきくはずです。

デメリット3. 他の人にも悪口を言われる

悪口は悪口を呼びます。「○○さんは人の悪口ばかり言う」と陰で言われるようになるのです。女性は面と向かって言わないので、表向きはニコニコ笑って親し気に接してきても内心はどう思っているのか探ることが難しい傾向があります。

「一緒に役員をしているけど、自分の悪口を人に触れまわっているかも」と疑心暗鬼の状態を招くので、精神的なダメージを受けやすくなります。悪口はマイナス要素を引き寄せるだけなのです。

デメリット4. 子供の評判も悪くなる

大人同士の悪口も、PTAや子供会が絡んでくると直接関係のない自分の子供に影響を及ぼす可能性があります。親の評判はダイレクトに子供の評判に繋がることが少なくないのです。

子供達には悪口を言っているママの名前などをあからさまに言えません、そのため、遊ばせないように仕向けたりその親子との接点をなくそうとします。悪口を言うと自分だけでなく子供まで友達と距離を置かれるので、注意が必要です。

まとめ・ママの世界は情報が伝わるスピードが速い

ママの世界は狭いので、ウケや盛り上がりを狙って他のママの悪口をいうのはご法度です。どこで誰と知り合っているのか把握できない状態で、面白おかしく悪口をネタ扱いすると、瞬く間に近所中にその話が広がるはずです。そして周囲の人から白い目で見られるようになります。

円滑な人間関係を構築していくためにも、悪口を口にしないに越したことはありません。

中山 まち子