3. 今後の介護保険料の展望

介護保険料は3年に1度見直しをすることになっており、2026年は現行の基準額(6225円)の3年目にあたります。2027年から新たな保険料が設定されますが、どのように推移していくのでしょうか。

介護保険料は、2000年に徴収を開始して以降、現在まで引き上げが続いています。高齢者人口の増加により、これまで一度も平均基準額が減少した時期はありません。

  • 第1期(2000年〜2002年):2911円
  • 第2期(2003年〜2005年):3293円
  • 第3期(2006年〜2008年):4090円
  • 第4期(2009年〜2011年):4160円
  • 第5期(2012年〜2014年):4972円
  • 第6期(2015年〜2017年):5514円
  • 第7期(2018年〜2020年):5869円
  • 第8期(2021年〜2023年):6014円
  • 第9期(2024年〜2026年):6225円

また、2026年度は近年の賃上げを介護業界にも波及すべく、介護報酬の引き上げが予定されています。介護報酬は約9割を介護保険からの給付で賄っているため、報酬が引き上げられれば、保険料も上昇します。そのため、2026年度以降も介護保険料の上昇は避けられないでしょう。

加えて、2026年4月からは、介護保険料とは別に新たな費用が徴収されます。この費用について、次章で見ていきましょう。