年明けから物価上昇のニュースが続き、生活費の見直しや将来の資金計画を意識するシニア世帯が増えています。
特に60歳代・70歳代は、退職後の生活費をどのように確保するかが大きな関心事となりやすい層です。
本記事では、最新の「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」や厚生労働省の年金データをもとに、現代シニアの貯蓄事情や年金受給額の実態を見ていきます。
平均値と中央値の差から見える「老後資金の現実」を踏まえ、これからどのように備えるべきか考えるきっかけにしていただければ幸いです。
1. 【60歳代・70歳代の二人以上世帯】現代シニアの貯蓄事情は?
まずは、J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」から、60歳代と70歳代の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)を見てみましょう。
