生涯を共にするパートナーがお金に苦労しそうなタイプだと、金銭面で数々の問題に直面する可能性があります。できることなら、お金に苦労することのなさそうな相手を選びたいですよね。そこで、お金に苦労しそうな男性の特徴を知っておきましょう。

残業時間が夫婦仲に与える影響

「バリバリ働いている男性ならお金に苦労しない」とは限りません。夫の残業時間は、夫婦仲に影響をもたらすこともあるのです。

2014年に実施された『第5回全国家庭動向調査』の結果、夫と妻の合計を100%とすると「夫の家事分担割合は14.9%、育児分担割合は20.2%」と家事・育児の大部分を妻が行なっていることが分かりました。

注目すべきところは、「夫の帰宅時間が遅いほど、夫の家事分担率が減少する」という点です。夫の帰宅時間が午後10時~11時台の場合、6割以上の家事を妻がしている割合は87.9%にもなるのです。

また、「妻の家事負担が100%」の家庭は、夫の帰宅時間に関係なく20%存在します。「妻が家事を全部やる」という家庭は、夫の帰宅時間とは別の問題が潜んでいるとも考えられます。

このように夫の残業時間が長い状況は、家事だけでなく育児分担や夫婦の時間がキープできない問題を招きます。仕事を長時間している男性は、夫婦仲に影響を与えてしまうことを念頭に置いておきましょう。

お金関係で夫婦ゲンカしたパターン

金銭感覚が異なる夫婦の場合、お金のことでケンカになってしまうケースも珍しくありません。では、一体どのような流れでケンカが発生してしまうのでしょうか。お金関係でケンカをした方に、実体験をうかがいました。

・「塾の夏期講習に対してやる気がなさそうだった娘を見て、それなら参加しなくていいと判断しました。すると、夫が「お前のパートの出勤日を少し増やせば講習代を稼げるだろう」と言い出したんです。「お金ではなく、本人のやる気の問題なのよ」と説明したところ、取っ組み合いのケンカにまで発展してしまいました」

・「たばこ代や飲み会代などに毎月8万円も使っている旦那の姿を見て、思わず「使いすぎじゃない?」と怒ってしまったんです。当時、私は娘の保育料などを捻出するため、自分の買いたいものを我慢していました。それなのに、「8万円くらいいいじゃないか。俺にもリフレッシュは必要だ」と言い返されたんです。夫の言葉に怒りが頂点に達し、大ゲンカになってしまいました」

このように、夫婦間のお金に対する考え方が異なっていると、ちょっとしたことでケンカに陥ってしまうこともあるようです。お互いの意見が食い違ったときは、それぞれの意見を冷静に聞いたうえで結論を出すように意識しておきたいですね。

将来お金で苦労しそうな男性の見分け方