トヨタ自動車株式会社は、2026年1月8日、レクサスのコンパクトFRスポーツセダン「IS」の改良モデルと特別仕様車「F SPORT Mode Black V」を発売しました。SNSでは“熟成”といえる進化にさまざまな声が挙がっています。
1. 【トヨタ/レクサス IS】13年目を迎えるロングセラーモデルがさらなる進化
レクサス ISは、1999年に初代モデル(日本では「トヨタ・アルテッツァ」として展開)が誕生して以来、コンパクトなボディにFR(後輪駆動)レイアウトを組み合わせた「クルマを操る楽しさ」を追求してきたスポーツセダンです。
現行の3代目モデルは2013年に発売されたロングセラーモデルで、あえてフルモデルチェンジせず細かなアップデートによって、ブラッシュアップを重ねています。
2020年の大幅刷新では、ボディ剛性の強化や新開発のサスペンションを採用し、「Lexus Driving Signature」と呼ばれるレクサス独自の乗り味を確立しています。
2. 【トヨタ/レクサス IS】走行性能と内装で大きなアップデート
今回の改良モデルは「熟成」を開発コンセプトにしており、走行性能や内装で大きなアップデートを行いました。
走行性能においては、電動パワーステアリング(EPS)を刷新し、ラック平行式への変更とバリアブルギヤを採用。これにより、ワインディングでは少ない操舵角でクイックに曲がり、高速道路ではどっしりとした直進安定性を実現しました。
また、リニアソレノイド式AVS(電子制御サスペンション)を採用することで、路面の凹凸をしなやかにいなしつつ、コーナリング時の姿勢をピタッと安定させる「気持ちのいい走り」に磨きをかけました。
内装においては、12.3インチフル液晶メーター&タッチディスプレイを全車で導入。視認性と操作性が大幅にアップしています。
また、新意匠としてセンターコンソールやスタートスイッチ周りに、竹繊維を用いた新規開発パネル「Forged bamboo(フォージドバンブー)」を採用。日本らしい繊細な陰影でスポーティな室内を演出しています。
先進安全装備も最新世代に対応し、「Lexus Safety System +」へのアップデートに加え、高度運転支援技術「Lexus Teammate Advanced Drive(渋滞時支援)」が採用されたことで、長距離移動時の快適性も向上しています。
3. 【トヨタ/レクサス IS】特別仕様車「F SPORT Mode Black V」も同時発売
改良モデルと合わせて、特別仕様車「F SPORT Mode Black V」も用意しました。
ブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールやグリップ力の高いウルトラスエードのシート・センターコンソール・ドアトリムを採用するなど、高級感を追求しています。
メーカーオプションでLEXUSロゴ入りのレッドブレーキキャリパーを選択することも可能。インテリアカラーに新規開発色「PROMINENCE(プロミネンス)」を加えているのも見逃せません。
4. 【トヨタ/レクサス IS】「大型液晶待ってました!」と歓喜の声
今回のニュースを受け、SNSでは「大型液晶待ってました!」「13年目のマイナーチェンジに意地を感じる」「セダン冬の時代に、この改良はうれしい」といった歓喜の声が挙がっています。
従来のISは「内装が少し古い」という評価も多く、現代のスタイルにマッチするデジタル化を遂げたことは、多くのセダン好きから歓迎されているようです。なかには「可動式リングメーターがなくなることへの寂しさはあるけど、やっぱりこの大画面を見ると『これだよ、これ!』ってなる」という反応もありました。
新採用のオーナメントパネル「Forged bamboo」は驚きとともに受け止められています。スポーツセダンに「和」の素材という意外な組み合わせですが、「日本車にしかできない表現」「質感が爆上がりしてる」など、多くの方が良い意味で予想を裏切られています。
「フルモデルチェンジはいつするのか」という議論には賛否あるようです。「下手にフルモデルチェンジしてサイズアップするより、今のまま熟成していってほしい」という声もある一方、「いつまで現行モデルを引っ張るのか。そろそろ4代目が見たい」という意見も出ています。
全体的にはSUVブームによってセダンの存在感が薄くなっている昨今において、コンパクトかつ最新装備のFRセダンがリリースされることをポジティブに受け止めている方が多い印象です。価格上昇の懸念はあるものの、今回のアップデートには「その価値あり」と判断されているようです。
参考資料
LIMO自動車部