2. もらえるのに未受給の人も?注意点と手続き方法を確認!
年金生活者支援給付金は多くの人が受給していますが、請求書(ハガキ)を提出し忘れたままの人も一定数いると考えられます。
こうした申請漏れを防ぐため日本年金機構では毎年度、対象となる可能性がある人に請求書を郵送しています。
前年の所得状況などから新たに対象となる人には原則として9月ごろから案内が届くので、記入して返送しましょう。
すでに給付金を受給している場合は、要件を満たしていれば改めて手続きをする必要はなく、支給は自動的に継続されます。
また、65歳になり老齢年金の受給を開始する人は、年金の請求と同時に年金生活者支援給付金の手続きを行うことができます。
年金請求書に支援給付金の請求書が同封されており、まとめて提出すれば、初回の年金支給時から給付金の受給が始まります。
ただし、請求書を期限内に提出しないと受け取れる給付金が少なくなるため注意が必要です。
たとえば2025年10月分からの給付金を受け取るには、遅くとも2026年1月5日までに提出する必要があります。
期限を過ぎた場合は、申請月の翌月分からの支給となるため、届いたら早めに対応することが大切です。
高齢の家族がいる場合は、制度を知らずに請求をしていないケースもあります。
申請しなければ受け取れない給付金である点を共有し、必要に応じて周囲が確認・サポートしてあげましょう。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)