新しい年が始まりましたが、止まらない物価の上昇に、年金で暮らす方々の家計への影響が深刻に懸念されています。
特に冬場は光熱費の負担が重く、「年金だけでこの冬を越せるだろうか」「何か家計を支える仕組みはないのか」と、不安を抱えながら日々を過ごしている方も少なくないはずです。
こうした状況下で、私たちの生活を支える大切なセーフティネットとなるのが、公的年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」です。
本記事では、2025年度(令和7年度)から現在にかけての給付額の目安や、受け取れる方の条件、そして「もらい忘れ」を防ぐための申請方法までをわかりやすく解説します。
厳しい寒さが続く今こそ、公的な支援を賢く活用し、少しでも安心して冬を過ごすためのヒントをお届けします。
1. 2025年度の年金生活者支援給付金、支給額はいくら?
「年金生活者支援給付金」とは、公的年金などの収入や所得が一定の基準額を下回る場合に受け取れる制度です。
老齢・障害・遺族の各年金に対応した給付金が用意されており、2カ月に1回、年金と同じタイミングで上乗せ支給されます。給付額は公的年金と同様に、毎年度見直されます。
1.1 2025年度における給付金の具体的な金額
2025年度の「年金生活者支援給付金」の給付額は、物価変動などを反映し、前年度から2.7%の引き上げとなりました。この増額率は、6月に支給される4・5月分の給付金から適用されています。
2025年度における各種給付金の月額は、以下の通りです。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5450円(※基準額)
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円・2級5450円
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
ただし、老齢年金生活者支援給付金については、上記の金額を基準として、保険料を納めた期間などに応じて、実際の支給額が個別に計算される仕組みです。
