2. 【現役FPが解説】「お金が残らない…」そんな家庭は4つのカテゴリーで《支出を見える化》

無理なく貯まる仕組みを作るには、まず支出の全体像を把握することが大切です。30歳代の子育て世帯では支出を「毎月/不定期」「固定/変動」の組み合わせとして、

  • 毎月×固定費
  • 毎月×変動費
  • 不定期×固定費
  • 不定期×変動費

4つに分けて考えると整理しやすくなります。

30歳代子育て世帯の支出内訳

30歳代子育て世帯の支出内訳

出所:LIMO編集部作成

4つのカテゴリーにそってみていきましょう。

カテゴリー①毎月×固定費は“家計の土台”

家賃や保険料などの毎月の固定費は家計の土台で、見直しが効果につながりやすい項目です。特にサブスクなど、無意識に増えがちな項目のチェックが重要です。

カテゴリー②毎月×変動費は“節約の伸びしろ”+”暮らしを彩る要素”

食費や日用品などの毎月の変動費は、工夫次第で調整しやすく、暮らしの満足度とも関係します。「節約=我慢」ではなくメリハリをつけてお金を使うことで、家計も気持ちも無理なく整えられます。

カテゴリー③不定期×固定費は“忘れがちな大きな支出”

税金や教育関連費などの不定期の固定費は、事前に積み立てておくことで負担を和らげられます。年単位で発生するため、毎月積立などの「先取り準備」がカギになります。

カテゴリー④不定期×変動費は“家庭によって差が出る”

家電の買い替えや医療費などの不定期の変動費は、緊急予備費があると安心です。

貯蓄がなくても「何にいくらかかるのか」を把握するだけで対策が見えてくるはずです。変動費の見直しと不定期な支出への備えが特に重要ですが、まずはできるところから家計を整える意識を持ってみましょう。つづいて、効果的な貯蓄について確認していきましょう。