2.3 STEP3:国民年金と厚生年金と合計する
最後に、STEP1・2で計算した国民年金と厚生年金受給額を合計します。
計算の結果、年額134万4717円となり、月額に換算すると約11万2060円となります。
したがって、平均年収300万円で30年間働いた人は、国民年金を含めた厚生年金を月額約11万2000円受給できる計算となりました。
ただし、今回のシミュレーションは条件を簡略化したものであり、実際には複雑な計算が必要です。
そのため、シミュレーション結果は、あくまでも一つの目安として捉えるようにしましょう。
3. まとめ
シミュレーション結果によると、平均年収300万円で30年間会社員や公務員で働いた方は、将来、厚生年金と国民年金を合わせて月額約11万2000円受給できる結果となりました。
これは女性の厚生年金、平均受給額11万1413円とほぼ同じ金額です。
実際に自身が将来どのくらい受給できるのかを計算することは可能ですが、複雑な計算を経る必要があるため、難しいことが多いでしょう。
おおよその見込額を知りたいときは、「ねんきんネット」や毎年誕生月に日本年金機構から送付される「ねんきん定期便」で確認可能です。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
- 日本年金機構「は行 報酬比例部分」
- 全国健康保険協会「令和7年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表(東京支部)」
木内 菜穂子