5. まとめにかえて

今回は「おひとりさまの相続」における財産の行方と、その対策について解説しました。相続人がいない場合、財産は「相続財産清算人」の手続きや「特別縁故者」への分与を経て、最終的には国庫へ帰属することになります。

せっかくの資産が社会の負担となったり、意図しない形で処理されたりするのを防ぐには、生前の戸籍確認と「遺言書」の作成が極めて有効です。まずは自分の財産目録を作成し、誰に、あるいはどの団体に想いを託したいかを整理してみましょう。法務局の保管制度なども賢く利用しながら、後悔のない納得の終活へ踏み出してみてください。

参考資料

筒井 亮鳳