2024年1月に新NISAがスタートし、「これをきっかけに積立投資を始めてみた」という声が増えています。

その一方で、何を購入すべきか決めきれず、最初の一歩を踏み出せない人も少なくありません。

特に多く聞かれるのが、「とりあえずオルカン(全世界株式)かS&P500を買っておけば問題ない」という意見です。

実際、どちらも人気が高く、資産形成の中心として選ばれる代表的なインデックスファンドです。

しかし、本当に“とりあえず買っておけば問題ない”といえるのでしょうか。

本記事では、オルカンとS&P500の基本的な特徴や過去の運用実績をまとめつつ、毎月5万円ずつ10年間積み立てた場合のシミュレーション結果を紹介します。

ご自身の目標やリスク許容度に合った積立投資を考えるうえで、判断材料として活用してください。

1. 「オルカン」と「S&P500」とは?まずは基本を整理

NISAの積立投資でよく候補に挙がるのが、「オルカン」と「S&P500」です。

どちらもインデックスファンドとして高い人気がありますが、投資対象や値動きの特徴は大きく異なります。

なかには「名前は聞いたことがあるものの、違いまではよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。

まずは、それぞれがどのような市場に投資する商品なのか、基本的な特徴から整理していきましょう。