「人生100年時代」を迎え、老後資金の柱となる年金への関心が高まっています。

厚生年金は、国民年金に上乗せして保険料を納める「2階建て」の仕組みのため、受給額は比較的厚くなりますが、現役時代の働き方によって受給額には大きな個人差が生じます。

本記事では厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、国民年金と厚生年金の格差や現在のシニア世代のリアルな受給事情を紐解きます。

公的年金制度のキホンを整理《基礎年金+厚生年金》

さいしょに日本の公的年金制度について、図を使って整理します。

1階部分の「国民年金」は、原則「日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人」が加入する年金のベース部分。基礎年金とも呼ばれます。2階部分の「厚生年金」は、会社員や公務員が、国民年金に上乗せして加入します。

次で、国民年金(基礎年金)・厚生年金の受給額事情を見比べていきましょう。