2. 2万円給付(子育て応援手当)の対象者は?所得制限はある?

2万円給付の対象は「0歳から18歳の子どもを持つすべての世帯」です。

具体的には、2007年4月2日から2026年3月31日までに生まれた子どもが対象です。対象となる子どもの数は約1780万人と見込まれています。

今回の2万円給付は、親の年収に関係なく「0歳から18歳の子どもを持つすべての世帯」が対象となります。つまり所得制限はありません。

2024年10月に所得制限が撤廃された児童手当同様、「次世代を担うすべての子どもの育成を全世代で広く支援」しようとする国の方向性が反映されていると言えるでしょう。

ここまで、2万円給付(子育て応援手当)の概要と給付金の対象者(対象となる子どもの年齢や所得制限の有無)について解説しました。次章では、給付金の申請方法と注意点について解説します。

3. 2万円給付(子育て応援手当)の手続きは必要?

すでに児童手当を受給している世帯は、児童手当の受給者情報や銀行口座の情報を活用して給付が行われます。

つまり、現在児童手当を受け取っている口座に自動的に振り込まれる「プッシュ型給付」の仕組みです。

2024年10月に児童手当の所得制限が撤廃されるとともに、対象者が高校生まで拡大(拡大前は中学生まで)されています。

児童手当受給世帯と今回の2万円給付世帯は重複しているため、受給者情報や銀行口座の情報を報告する必要はありません。