【高額療養費制度】自己負担いくらまで?「70歳以上限定」外来特例の見直し、今後どうなる?
4回目から劇的軽減《多数回該当》「年収約370万円の人」どのくらい負担が減る?
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本日はクリスマス。街にはイルミネーションが灯り、年末を意識する季節となりました。
「もし大きな病気になったら、医療費はどれくらいかかるの?」と不安を感じる方もいるかもしれません。そんなとき、家計を支えるのが高額療養費制度です。現在、政府ではこの制度の見直しに向けた議論が進められており、2025年12月には専門委員会から基本的な考え方が示されました。
今回は高額療養費制度の基本、見直しのポイントと「多数回該当」「外来特例」という重要なしくみについて解説します。
1. 【高額療養費制度】自己負担いくらまで?マイナ保険証「手続きなし」で制度利用OK!
高額療養費制度は、1か月の医療費の自己負担が高額になった際に、家計への過度な影響を防ぐための制度です。医療機関の窓口ではいったん自己負担分を支払いますが、後日、上限額を超えた分が払い戻されます。これを「償還払い」と呼びます。
一方、入院や同じ医療機関での外来診療では、窓口での支払いをあらかじめ自己負担限度額までに抑えられる「現物給付」の仕組みも用意されています。
この現物給付を利用する際に便利なのが、マイナ保険証です。従来は、窓口での支払いを限度額以内にするために、事前に「限度額適用認定証」を取得し、医療機関に提示する必要がありました。
しかし、マイナ保険証を利用すれば、認定証を準備しなくても、所得区分に応じた自己負担限度額が自動的に適用されます。急な入院や通院でも、手続きの負担が軽くなる点は大きなメリットといえるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)