その一方で、簡単に決済ができることで、これまでは「財布を開けて、その金額を考えながら買い物をしていた」、そして「熟慮した結果、買い物をやめた」というような経験も少なくなっていく可能性もあります。
便利な時代の反対を行く貯金を貯める術
「みんなと同じ行動をしていてもだめ」というのはどの世界でもよくあることです。今回は、銀行口座にハードルをもうけるなど、あえて便利な時代だからこそ、工夫できる余地があるという発想で貯蓄術を見てきました。
家計簿アプリから今回の論点はスタートしていますが、いわゆる「お金持ち」はこうした貯蓄術からさらに非課税枠を活用した保険の加入や投資、また節税術にまで工夫を凝らしています。そうした領域はスマホのアプリでは解決しにくいといえるでしょう。
最終的には、各領域のプロフェッショナルのアドバイスが必要になってくるということも最後に付け加えておきます。