3. 【元銀行員が解説】60歳代の貯蓄状況は世帯構成によって見え方が変わる

60歳代の貯蓄状況は世帯によって異なるため、年金生活では貯蓄額の多寡だけでなく、いつから備えを始めたかという時間の要素があります。

若い世代のうちから、少額でも貯蓄や積立投資を続けておくと、長い期間をかけて資産を積み上げやすくなり、老後の選択肢が広がります。

新NISAのような非課税制度を活用すれば、運用益を効率的に積み立てられるため、早い段階から資産形成を意識する意義は小さくありません。

4. まとめにかえて

60歳代になると多くの世帯で本格的な年金生活が始まり、収入の中心が年金に移行します。

年金生活では貯蓄額の水準だけで判断するのではなく、毎月の年金収入でどの程度の生活費をまかなえるのかを確認しましょう。

さらに、不足分を貯蓄でどう補うかを考えておく必要があります。

20歳代、30歳代のうちから、生活に無理のない範囲で貯蓄や積立投資を続けておけば、老後の生活設計に余裕を持ちやすくなります。

参考資料

円城 美由紀